東京23区の中古マンション、2割が億ションに
東京23区では中古でも2割が1億円以上で取引される時代に。住宅価格の高騰が「買える層」を限定し、若年層や子育て世帯の居住選択や資産形成に静かな影響を与えている。
今何が起きているか
東京23区の中古マンションの約20%が1億円以上で取引されるなど、住宅価格が高止まりしている。
なぜ起きているか
低金利・都心回帰・外国人投資家需要・建築費高騰などが重なり、供給に対して需要が強い。
影響を受けやすい人
- 都心で住まいを探す若年単身者・カップル
- 子育て世帯で3LDK以上を都心に求める層
- 賃貸に住むが家賃負担が増大している世帯
- 地方から東京への転入を検討する学生・社会人
今後どうなりそうか
短期的には価格調整が入る可能性もあるが、中長期的には供給制約や需要の強さから高値が定着する可能性が高い。郊外や首都圏外への流出が進む一方、都心の富裕層向け住戸はさらに特化する。
今意識したほうがいいこと
東京23区での購入にこだわらず、周辺都市や地方都市の選択肢も検討する。賃貸であっても住居費の割合を見直し、資産形成方法を分散させる。
社会への影響
住宅購入を諦める層の増加、賃貸市場の高騰、郊外や地方への流出加速、親世代からの資産継承格差拡大。また、住宅投資が資産形成の中心になることで、金融資産の偏りも生じる。