卵の価格高止まりが続く、家計への負担は長期化へ
6月の卵の平均卸売価格は前年同月を下回ったものの、過去3番目の高値。鳥インフルエンザや飼料高騰の影響が残り、物価高の象徴として家計を圧迫し続けている。
今何が起きているか
6月の卵(東京・Mサイズ)の平均卸売価格は1キロあたり285円程度で、5か月連続で前年同月を下回ったが、6月としては過去3番目の高値。高止まりが続いている。
なぜ起きているか
2023年の鳥インフルエンザ大発生で供給が減り、価格が急騰。その後、飼料費やエネルギーコストの高騰も加わり、産地の生産コストが上がったまま下がっていない。需要は安定しているため、価格が下がりにくい構造。
影響を受けやすい人
- 子育て家庭(卵を使う料理が多い)
- 低所得世帯(食費の割合が高い)
- 食品加工業者・飲食店(原材料費増)
- 節約志向の消費者全般
今後どうなりそうか
短期的には産地の生産調整や需要の変化で小幅な値動きはあるが、高止まりは数ヶ月以上続く可能性が高い。長期的には生産コストが下がらない限り、元の安値には戻りにくい。
今意識したほうがいいこと
特売日を狙ったり、代替食材(豆腐、肉類など)を上手に使うなど、卵に頼りすぎない食習慣を取り入れると家計負担が和らぐ。
社会への影響
家計の食費負担が増え、節約志向が強まる。外食や加工食品にも波及し、消費行動が抑制されやすい。特に低所得世帯や子育て家庭への打撃が大きい。