はしか患者が昨年の2倍超に 大人のワクチン接種が課題に
国内のはしか患者数がすでに昨年の2倍を超え、海外でも流行が拡大している。予防にはワクチン2回接種が有効とされるが、36歳以上は接種歴が不確かな人が多く、大人の追加接種が課題となっている。
今何が起きているか
国内のはしか患者数が昨年の2倍を超え、海外でも流行が拡大している。予防にはワクチン2回接種が有効とされるが、36歳以上は接種歴が不確かな人が多く、追加接種の必要性が指摘されている。
なぜ起きているか
はしかは空気感染する非常に感染力の強いウイルスで、ワクチン接種率が低下すると流行しやすい。海外からの輸入例が増える中、国内の免疫保有率が十分でない層が感染拡大のリスクにさらされている。
影響を受けやすい人
- 36歳以上でワクチン接種歴が不明な人
- 海外渡航を予定している人
- 乳幼児や妊婦などワクチン接種が難しい人
- 医療・教育・接客業など人と接する仕事に従事する人
今後どうなりそうか
短期的には、海外からの輸入例に伴う国内感染のリスクが続く。長期的には、大人のワクチン接種率を上げるための啓発や、接種記録のデジタル化が進む可能性がある。また、はしかの流行は、ワクチン忌避の動きが広がる中で、予防接種の重要性を再認識させるきっかけになるかもしれない。
今意識したほうがいいこと
母子手帳などで自分のワクチン接種歴を確認し、2回接種が済んでいない場合は医療機関に相談する。海外渡航の際は、出発前に接種状況を確認し、必要なら追加接種を検討する。
社会への影響
はしかの流行は、学校や職場での集団感染を引き起こし、医療機関への負担を増やす可能性がある。また、ワクチン接種の記録が不明な大人が増える中で、予防接種の履歴管理や啓発活動の重要性が高まる。