米長期金利19年ぶり高水準、世界の資金移動に影響
米10年債利回りが一時5.04%台まで上昇し、2007年以来の高水準となった。物価上昇と利上げ観測が背景にあり、日本の株や為替にも波及している。
今何が起きているか
米10年債利回りが一時5.04%台まで上昇し、2007年以来の高水準をつけた。日本の株価は小幅に続落し、円相場も振れている。
なぜ起きているか
アメリカの物価上昇が続き、FRBの利上げ観測が強まっている。財政悪化への懸念も重なり、債券が売られている。
影響を受けやすい人
- 住宅ローンを抱える世帯
- 外貨建て資産を持つ投資家
- 輸入品を扱う小売・飲食店
- 輸出企業の経理担当者
今後どうなりそうか
金利は高止まりしやすく、数カ月単位で為替と株の振れが続く。日本の長期金利にも上昇圧力がかかり、住宅ローン金利が上がる可能性がある。
今意識したほうがいいこと
変動金利の借入がある場合は、今後の返済額の変化を試算しておく。外貨や輸入品の価格動向を定期的に確認する。
社会への影響
投資信託や年金の運用成績が変動しやすい。為替の動き次第で、輸入食品やエネルギーの価格が再び上がる可能性がある。