こどもNISA始動、教育資金と相続の前提が変わる
0〜17歳の子ども名義で非課税投資ができる「こどもNISA」の受け付けが10月に始まる。教育資金の準備と相続税対策の両面で、家計の判断が変わりつつある。
今何が起きているか
0〜17歳の子ども名義で非課税の投資口座を開ける「こどもNISA」の受け付けが10月に始まる。証券各社が顧客獲得に向けて動いている。
なぜ起きているか
政府は貯蓄から投資への流れを強め、教育資金の準備を支援する狙いがある。少子化で子どもの教育費への関心が高まり、相続税対策としても注目されている。
影響を受けやすい人
- 未就学児から高校生までの子育て世帯
- 教育資金を準備したい祖父母世代
- 証券口座をまだ持っていない若い親
- 相続税対策を検討する資産家世帯
今後どうなりそうか
口座数は数年かけて増え、教育資金の準備方法として定着する可能性がある。相続税対策としての利用が広がれば、税制や金融商品の設計にも影響する。
今意識したほうがいいこと
子どもの年齢と教育費の必要時期を確認し、元本割れの可能性と手数料を比べてから口座を選ぶ。祖父母が資金を出す場合は贈与の扱いを事前に確認しておく。
社会への影響
証券口座を持たない家庭でも子ども名義で口座を開く動きが広がる。教育資金の準備が早まる一方、投資の損失リスクをどう受け止めるかが家庭ごとの課題になる。