サイバー攻撃が金融と決済の基盤を揺らす
岩井コスモ証券で不正アクセスによる不正取引が12銘柄・125万株に上り、会長が陳謝した。GMO系FXサービスでも口座が意図しない取引で大きく減ったとの被害報告が出ている。
今何が起きているか
岩井コスモ証券で12銘柄・125万株の不正取引が確認され、会長が謝罪した。GMO系のFXサービスでも口座が430万円から6000円に減ったとの被害報告が出ている。
なぜ起きているか
IDやパスワードを総当たりで試す攻撃が金融サービスに集中している。一度ログインされると、本人になりすました売買が成立してしまう仕組みが狙われた。
影響を受けやすい人
- ネット証券やFXをスマホで利用する個人投資家
- 同じパスワードを使い回している人
- 二段階認証を設定していない口座保有者
今後どうなりそうか
金融機関は二段階認証の義務化や取引監視の強化を進める見通し。利便性より確認の手間が優先される局面が、しばらく続く。
今意識したほうがいいこと
証券・FX口座のパスワードを他サービスと別にし、二段階認証を今のうちに設定する。不審な取引通知が来たら、すぐに口座を確認する。
社会への影響
証券各社はパスワード変更や二段階認証の強化を呼びかける。取引の安全性を前提にしてきた個人投資家の行動に、確認と警戒の手間が加わる。