麻疹の届出数が急増、国立健康危機管理研究機構が注意喚起

全国の麻疹報告数が増加。訪日外国人が持ち込んだ可能性もあり、重症化リスクに警戒が必要。

今何が起きているか

国立健康危機管理研究機構は29日、麻疹の届出数が増加しているとして医療機関に対策を呼びかけた。今年の感染者数は500人を超え、九州でも感染が広がっている。

なぜ起きているか

麻疹の感染力は極めて強く、ワクチン接種率の低下や海外からの輸入例が背景にあるとみられる。コロナ禍で減少したが、人の移動再開で再燃した可能性がある。

影響範囲

未接種者や免疫力が低い人が重症化リスクにさらされる。乳幼児や妊婦は特に注意が必要。医療機関の負担増も懸念される。

今後どうなりそうか

今後の流行拡大を防ぐには、迅速な診断と接触者追跡、ワクチン接種の促進がカギとなる。海外からの持ち込みが続く限り、散発的な発生は続く見込み。

今意識したほうがいいこと

2回のワクチン接種歴を確認する。発熱や発疹がある場合は事前に医療機関に連絡し、感染拡大を防ぐ。

社会への影響

麻疹は一度流行すると社会的コストが大きく、集団免疫の維持が公衆衛生上の課題として再認識される。