生成AIで女子中学生や陸上選手のわいせつ画像作成か 32歳会社員を逮捕
生成AIで女子中学生や陸上選手の画像をわいせつ加工しSNSに公開したとして、32歳会社員が逮捕された。AI画像犯罪の広がりが浮き彫りに。
今何が起きているか
兵庫県の32歳の会社員が、生成AIを使って女子中学生(当時12歳)の体操着姿や女子陸上選手の写真をわいせつな画像に加工し、SNSに投稿した疑いで逮捕された。容疑者は約300枚を作成し、一部を投稿したとされる。依頼した17歳の男子高校生も書類送検された。
なぜ起きているか
容疑者は「陸上部のユニフォームは加工しやすい」などと供述しており、SNS上の写真を素材にAIで簡単に画像を生成できる環境が背景にある。また、依頼者が存在するなど、生成AIを使った性的画像の作成が依頼・実行の分業で広がっている実態がうかがえる。
影響範囲
今回の事件は、SNSに写真を投稿する一般の女性や子どもが、自分の画像が無断で性的に加工される被害リスクにさらされていることを示す。特に未成年の画像が対象となった場合、被害の深刻度は大きい。
今後どうなりそうか
警察は余罪や依頼の経緯を調べるとみられる。生成AIを悪用した性的画像の作成は全国で相次いでおり、規制強化や摘発の動きが続くと予想される。AI画像の識別技術の導入など、対策の進展が課題となる。
今意識したほうがいいこと
自身の画像がSNSで公開されている人は、無断で加工されやすい点を意識し、投稿範囲や公開設定を見直すことが有効。不審な画像やアカウントを見つけた場合は、SNS運営会社への通報や警察への相談を検討する。
社会への影響
生成AIの悪用による性的画像の作成・拡散は、肖像権やプライバシー侵害を超え、性暴力の一形態として認識されつつある。法整備やAI事業者側の対策が追いつくかが問われている。