退職代行「モームリ」前社長夫妻に有罪判決 違法な弁護士紹介

退職代行サービス「モームリ」の前社長と妻に有罪判決。依頼者を弁護士に違法に紹介した罪。

今何が起きているか

東京地裁は28日、退職代行サービス「モームリ」の前社長とその妻に対し、弁護士法違反(非弁護士の法律事務取扱いのあっせん)で有罪判決を言い渡した。2人は依頼者に対し、報酬を得て弁護士を紹介していた。

なぜ起きているか

退職代行サービスは需要が高まる一方、法律行為に該当する業務を非弁護士が行うケースが問題視されてきた。前社長らは、依頼者から相談を受けた際に、自らが法律判断をせず、顧問弁護士を紹介することで報酬を得ていたとみられる。

影響範囲

退職代行サービスを利用する労働者や、同様のサービスを提供する事業者に影響する。また、弁護士紹介の適正性や、非弁護士による法律業務の取り締まり強化につながる可能性がある。

今後どうなりそうか

判決は確定していないため、控訴の可能性がある。今後、退職代行業界全体の規制強化や、消費者保護の観点から法整備が議論される可能性がある。

今意識したほうがいいこと

退職代行サービスを利用する際は、契約内容や料金体系を十分に確認し、法律相談が必要な場合は、直接、弁護士会や法テラスなど公的な窓口を利用する。

社会への影響

本判決は、退職代行サービスという新しいビジネスモデルにおける法的境界線を示すものであり、今後の業界の在り方や、労働者保護の観点からの規制に影響を与える可能性がある。