屋久島に土砂災害特別警報、記録的大雨で最大級の警戒を
鹿児島県屋久島町にレベル5の土砂災害特別警報が発表され、気象庁は直ちに身の安全を確保するよう呼びかけている。
今何が起きているか
台風24号と秋雨前線の影響で鹿児島県の種子島・屋久島地方に記録的な大雨が降り、屋久島町には5日未明、気象庁が「レベル5土砂災害特別警報」を発表した。気象庁は同日午前6時10分から記者会見を開き、重大な土砂災害が発生している可能性が極めて高いとして、直ちに身の安全を確保するよう呼びかけた。
なぜ起きているか
台風24号が沖縄県久米島の北の海上をゆっくりと南南西へ進み、秋雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだため、大気の状態が不安定になって記録的な大雨となった。屋久島町では観測史上最大の雨量を記録した。
影響範囲
屋久島町の住民や観光客に直接的な危険が及んでいる。土砂災害の発生により、道路の寸断やライフラインの停止など、地域全体の生活に影響が出る恐れがある。
今後どうなりそうか
気象庁は、台風24号が進路を変えて再び沖縄本島に接近する見通しで、西日本では5日、東日本から西日本の太平洋側では6日から7日にかけて警報級の大雨となる恐れがあるとしている。屋久島町では今後も雨が続き、土砂災害の危険度が高い状態が続く見込み。
今意識したほうがいいこと
屋久島町の住民は、自治体の避難情報に従い、崖や川の近くから離れ、少しでも安全な場所へ移動する。避難の際は、非常持ち出し品を用意し、家族との連絡手段を確認する。
社会への影響
今回の特別警報は、気候変動に伴う大雨の激甚化が、離島を含む全国の地域に土砂災害リスクをもたらしていることを示す。防災体制の強化が改めて課題となる。