気象庁が「高温に関する早期天候情報」発表、9月20日頃から10年に1度レベルの残暑
気象庁は9月20日頃から全国的に平年よりかなり気温が高くなる可能性があると発表した。
今何が起きているか
気象庁は9月14日、「高温に関する早期天候情報」を発表した。対象は北海道太平洋側、東北、北陸、関東甲信、東海、近畿、中国、四国、九州北部・南部で、9月20日頃から平年に比べて気温がかなり高くなる可能性があるとしている。この時期としては10年に一度程度しか起きないような著しい高温になる見込みだと説明し、京都や大阪では32度の真夏日が予想されている。
なぜ起きているか
気象庁の早期天候情報は、平年値と比べて著しい高温や低温が続く可能性が高まった時点で発表される。今回は9月20日頃から全国的に気温が平年を大きく上回る見通しとなったため、注意喚起として出された。残暑が長引く背景には、太平洋高気圧の勢力が例年より強く持続していることがあるとみられる。
影響範囲
北海道から九州まで広い範囲が対象となる。特に高齢者や屋外で働く人、運動会や行楽などシルバーウィークの屋外行事を予定する人に健康リスクが及ぶ。農作物の生育や小売・飲食の需要にも影響が出る可能性がある。
今後どうなりそうか
9月20日頃から少なくとも数日間は高温が続くとみられる。気象庁は今後の推移を随時更新する見込みで、猛暑日が記録される可能性もある。暑さがいつまで続くかは1か月予報などで引き続き確認が必要となる。
今意識したほうがいいこと
熱中症を防ぐため、こまめな水分補給と適切な冷房の使用を心がける。屋外の予定は時間帯をずらすか日陰を確保する。高齢者や小さな子どもがいる世帯では、周囲が声をかけて体調変化に注意する。
社会への影響
9月に入っても危険な暑さが続くことで、熱中症による救急搬送の増加や医療機関への負荷が懸念される。学校行事や地域イベントの開催判断、農業や建設業の作業計画にも影響が及ぶ。気候変動に伴う残暑の長期化が社会の前提になりつつある。