YouTube、摂食障害関連ガイドライン改定で大食い動画を相次ぎ削除

YouTubeのガイドライン改定で韓国の大食い動画が相次ぎ削除され、収益化停止への懸念が日本の配信者にも広がっている。

今何が起きているか

YouTubeが摂食障害に関連するガイドラインを改定し、韓国のモッパン(大食い)ユーチューバーの動画が相次いで削除された。韓国のユーチューバー、ツヤンは動画削除を受けて「これからは適度に食べます」と述べたと報じられた。日本でも大食い系や家族系、フィットネス系の配信者が収益化停止や活動休止に追い込まれる事例が報じられ、登録者124万人のフィットネスユーチューバーが活動を休止したとされる。

なぜ起きているか

YouTubeは摂食障害を助長する可能性のあるコンテンツへの対応を強めており、過度な大量摂食を映す動画が規制の対象になりやすい。プラットフォーム側の広告主保護と公衆衛生上の配慮が背景にあり、韓国で先行して削除が集中したとみられる。

影響範囲

影響は韓国と日本の大食い・モッパン系配信者にとどまらず、家族系やフィットネス系など幅広いジャンルのユーチューバーに及ぶ。広告収入に依存する個人・事務所、関連商品やスポンサー契約を持つ事業者も収益計画の見直しを迫られる可能性がある。

今後どうなりそうか

YouTubeの運用基準がさらに明確化されれば、削除や収益化停止の対象範囲が固まっていく可能性がある。配信者は過度な演出を避けた企画への転換を進めるとみられ、日本でも同様の削除や収益停止が続くかどうかが焦点になる。

今意識したほうがいいこと

配信者は自身の動画が改定後のガイドラインに触れていないか確認し、必要なら企画や編集方針を見直すことが望ましい。収益化に依存する場合は、収入源の分散や視聴者向けの説明準備も検討したい。

社会への影響

プラットフォームの規制が表現の幅と配信者の収入に直接影響する構図が改めて示された。摂食障害への配慮と表現の自由のバランスをめぐる議論は、動画文化全体に影響を与え続けるとみられる。