フードデリバリー「menu」が9月30日でサービス終了、運営会社も解散へ
KDDI子会社のフードデリバリー「menu」が9月30日午後8時にサービスを終了し、運営会社も解散する。
今何が起きているか
KDDIの子会社であるmenu株式会社が運営するフードデリバリー・テイクアウトサービス「menu」が、2026年9月30日午後8時をもってサービスを終了する。運営会社のmenu株式会社も解散する方針である。公式Xアカウントは利用者に向けて感謝のメッセージを投稿した。
なぜ起きているか
フードデリバリー市場は拡大を続け、市場規模は8240億円に達していると報じられている。しかし、複数の事業者が参入するなかで、menuはKDDIグループの事業ポートフォリオ見直しの一環として、収益性や競争環境を踏まえた撤退判断に至ったとみられる。
影響範囲
menuを利用していた消費者、出店していた飲食店、配達員として働いていた人々が直接の影響を受ける。KDDIグループの業績や株主への影響は限定的とみられるが、地域の飲食店にとっては販売チャネルの一つが失われることになる。
今後どうなりそうか
9月30日のサービス終了後、menu株式会社は清算手続きに入る。利用者のアカウントや残高の取り扱い、出店店舗への精算方法については、公式発表で順次案内される見通しである。フードデリバリー市場では、大手数社による競争が続くとみられる。
今意識したほうがいいこと
menuの利用者は、アカウントに残った残高やクーポンの扱い、注文履歴の確認方法について公式発表を確認する必要がある。出店店舗は精算スケジュールと問い合わせ窓口を早めに把握しておくことが望ましい。
社会への影響
フードデリバリーは飲食店の販売機会を広げる一方、手数料負担や配達員の労働条件をめぐる課題も抱えてきた。menuの撤退により、出店店舗は代替プラットフォームへの移行や自社配送の検討を迫られる可能性がある。