国交省、冠水リスク4分類でアンダーパスに遮断機 事前通行規制へ
冠水しやすいアンダーパスを危険度4段階に分類し、最も危険な箇所に遮断機を設ける国の方針が示された。
今何が起きているか
国土交通省が、道路のアンダーパスについて冠水リスクを4段階に分類し、最も危険度が高い箇所に遮断機を設置する方針を公表した。降雨時に事前通行規制を実施する仕組みも合わせて示された。
なぜ起きているか
豪雨の際にアンダーパスへ車が進入し、水没して逃げ遅れる事故が繰り返されてきた。短時間で水位が上がる地形では運転者が危険を判断しにくく、通行止めの判断を降雨前に前倒しする必要があった。
影響範囲
全国のアンダーパスを日常的に通るドライバー、通学路として利用する住民、道路を管理する自治体が対象になる。危険度の高い箇所では、降雨時の通行可否が事前に変わる可能性がある。
今後どうなりそうか
分類作業と遮断機の設置は段階的に進むとみられる。事前通行規制の運用基準や、規制時に迂回できる代替路の確保が今後の焦点になる。
今意識したほうがいいこと
大雨の予報が出たときは、いつも通る道にアンダーパスがないか確認し、規制や迂回情報を事前に入手しておく。冠水した道路には進入しないことを前提に経路を考えておく。
社会への影響
道路インフラの安全対策を、事後の対応から事前の予防へと切り替える動きになる。同種の水害リスクを抱える地下道や立体交差の管理にも影響しうる。