全国のインフルエンザ感染者、今シーズン初の注意報基準超え 沖縄は警報
厚生労働省は全国の定点報告が1医療機関あたり11.35人となり、今季初めて注意報基準を超えたと公表した。
何が起きたか
厚生労働省が公表した全国のインフルエンザ定点報告によると、1医療機関あたりの感染者数は11.35人となり、今シーズン初めて注意報の基準を超えた。前年同時期の約7倍にあたり、沖縄県では警報基準を上回っている。
なぜ起きたか
専門家は、新型コロナウイルス流行期に免疫を獲得する機会が減ったことで集団の免疫状態が変化し、例年より早い時期に流行が始まりやすくなったと分析している。
影響範囲
全国の医療機関と患者、特に高齢者や基礎疾患のある人、乳幼児が影響を受ける。沖縄では警報基準を超えており、地域差が大きい。
どうなりそうか
例年より1カ月早い立ち上がりとなっており、今後さらに感染者が増えて医療機関の負荷が高まる可能性がある。厚生労働省は流行状況の監視を続けるとみられる。
意識したほうがいいこと
手洗い、換気、マスク着用などの基本的な予防を徹底し、発熱や咳がある場合は早めにかかりつけ医に相談する。検査は発症から時間が経ちすぎると結果が正確に出にくい点にも注意が必要。
社会への影響
流行の早期拡大は医療機関の外来負荷を高め、学級閉鎖や欠勤の増加を通じて社会全体の活動にも影響しうる。