Eストアー「ショップサーブ」不正アクセス、最終報告で2335万人分の情報漏えいを確認

ECサイト運営支援「ショップサーブ」への不正アクセスで、利用客ら約2335万人分の個人情報が漏えいしたと最終報告で判明した。

今何が起きているか

ECサイト運営支援サービス「ショップサーブ」を手がけるEストアーは、不正アクセスによる情報漏えいの最終報告を公表した。漏えい対象者は約2335万6000人に上り、一部ではクレジットカード情報も流出した。カード番号は先頭6桁と下4桁、有効期限が含まれると報じられている。

なぜ起きているか

外部からシステムへの不正アクセスが発生し、顧客情報を保持するデータベースに到達されたことが原因とみられる。Eストアーは最終報告で漏えいの全容を明らかにしたが、侵入経路や脆弱性の詳細は現時点で公表された範囲では限られている。

影響範囲

ショップサーブを利用する通販サイトの利用客約2335万人が対象となる。クレジットカード情報の一部が流出した209万人分については、カード不正利用のリスクが生じる。EC事業者側も顧客対応やセキュリティ体制の見直しを迫られる。

今後どうなりそうか

Eストアーは再発防止策の実施と対象者への通知を進めるとみられる。クレジットカード会社による不正利用監視や、個人情報保護委員会などの当局による調査が行われる可能性がある。EC業界全体で委託先を含めたセキュリティ点検が強まる見通しだ。

今意識したほうがいいこと

ショップサーブを利用した通販サイトの利用客は、カード明細を確認し不審な請求がないか点検する。Eストアーや各通販事業者が公表する通知・問い合わせ窓口を確認し、必要に応じてカード会社への連絡やパスワード変更を行う。

社会への影響

ECサイトの運営支援事業者に情報が集中する構造が、一度の侵害で大規模な漏えいにつながることを示した。委託先を含むサプライチェーン全体のセキュリティ管理と、事業者間の情報共有のあり方が問われる。