台風30号接近と季節外れの高温・荒天の動向

大型で猛烈な台風30号が沖縄・先島諸島へ接近し、暴風や警報級の大雨のおそれ。同じ時期に西日本から東日本で季節外れの真夏日となり、秋雨前線による本州の大雨も重なる。

何が変わったか

大型で猛烈な台風30号がフィリピンの東から西北西へ進み、22日から23日には沖縄の南に達する見込みとなった。沖縄では21日から海上が大しけとなり、先島諸島では23日から24日にかけて暴風や警報級の大雨のおそれがある。一方で21日は西日本から東日本の太平洋側を中心に30℃以上の真夏日が予想され、低気圧と前線により北日本から西日本で大気の状態が不安定になる。

時系列

背景

台風30号は海水温の高い海域を進むため、22日頃までは勢力を発達ないし維持する見込みとされる。気象庁の20日21時実況ではフィリピンの東にあって中心気圧920ヘクトパスカル、最大風速55m/s、最大瞬間風速80m/sの猛烈な勢力で西北西へ時速30キロメートルで進んでいた。同時期に秋雨前線や急速に発達する低気圧の影響も重なり、北日本から西日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定になる。

現在の状況

沖縄ではすでに海上へうねりが到達し、21日には5m以上のしけとなる見込み。先島諸島を中心に21日から風が強まり、台風が最も近づく23日頃には瞬間的に40m/s超の暴風が吹くおそれがある。本州では台風接近前から秋雨前線の影響で雨が強まり、警報級の大雨になる可能性がある。21日の予想最高気温は大分市で31度、大阪市・名古屋市で30度、都心でも29度とされ、各地で過去最も遅い真夏日となる見込み。

影響

先島諸島では暴風・高波・大雨による交通や生活への影響が23日から24日に集中するおそれがある。本州では台風本体の接近前から秋雨前線による大雨が降り、土砂災害や河川の増水への警戒が必要となる。季節外れの真夏日により熱中症のリスクも高まるため、避難や屋外での台風対策の作業時には水分補給と暑さ対策を併せて行う必要がある。

次に確認すべき兆候

まだ分かっていないこと