三菱自動車、ホンダへピックアップトラック供給 2028年発売へ覚書
三菱自動車がホンダに車両を供給する覚書を締結。2028年中の発売を目指し、両社の商品補完が進む。
今何が起きているか
三菱自動車とホンダは10月22日、四輪車の商品相互補完に関する覚書を締結したと発表した。三菱自動車がホンダ向けにピックアップトラック「トライトン」をベースとしたモデルを開発し、2028年中に発売する計画である。両社が四輪車で提携するのは初めてとなる。
なぜ起きているか
ホンダはピックアップトラックの車種を持たず、三菱自動車は開発・生産の規模を生かせる。両社がそれぞれ不得意な領域を補い合うことで、開発費を抑えつつ商品ラインアップを広げる狙いがある。日経新聞は「非トヨタ陣営が鮮明になる」と指摘しており、国内自動車メーカーの提携構図が変わりつつある。
影響範囲
両社の取引先や販売店、部品メーカーに影響が及ぶ。ホンダの販売網でピックアップトラックが扱われることで、国内の商用車・レジャー車市場の競争にも変化が生じる可能性がある。
今後どうなりそうか
2028年の発売に向けて開発が進む。両社は他の車種でも相互補完の範囲を広げる可能性があり、国内自動車業界の提携関係がさらに動くか注目される。
今意識したほうがいいこと
ホンダの販売店や整備網で三菱製ピックアップが扱われる可能性があるため、購入検討者は車種の供給元と保証体制を確認しておきたい。部品メーカーは両社の生産計画の公表を追う必要がある。
社会への影響
国内自動車メーカーが資本提携とは別に商品単位で組む動きが広がれば、開発資源の集中と車種の多様化が同時に進む。雇用や下請け構造への影響は中長期に及ぶ。